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近視の視力回復のご案内

近視とは

毛様体筋の異常緊張により調節が強すぎるか、眼球が長いために網膜より手前でピントが合ってしまう状態。

『仮性近視』と『真性近視』の違い

『仮性近視』とは

医学的には「偽近視」又は「調節痙攣」と言い、近くを見た作業の後などに、一時的に遠くにピントがあわなくなった状態です。
仮性近視を放置してしまうと、真性近視へと進行します。中には目の酷使によって3ヶ月ぐらいで真性近視になる人もいます。

『真性近視』(仮性近視から進行した近視)とは

毛様体筋の緊張が次第に固定化し、常に水晶体が膨らんだままで、元の状態に戻らなくなる近視の事を言います。 真性近視でも、視力回復が全く不可能と言う訳ではありません。毛様体筋のすべてが固定化して治らないのではなく、動かせる範囲での視力回復が可能ですが、近視が進行するにしたがって、動かせる範囲は少なくなっていきます。さらに、軸性近視になると眼球が楕円形になり、ラグビーボールのような形となるため、ある程度まで視力が回復しても、以前より度の軽いメガネは必要になります。

視力回復トレーニングは子供から大人まで

子供の近視は大人になってから近視が発生した場合と比べて、3~5倍以上の速さで視力低下が進行する、と言われます。
ただ、子供の視力は低下するのも早いのですが、大人より調節力を持っているため、早期に訓練に取り込めば視力が回復するのも早い、とも言えます。
現在、東京視力回復センターでは、4歳から50歳くらいのまで、実に幅広い年齢層の人たちが視力回復訓練を行っています。
最近では、パソコン等の普及により、「学生時代までは良かったのですが・・・」と、就職してからの急激な視力低下を訴える大人の近視人口が増え続けています。視力低下が始まって何年間も経過している場合でも、近視の状態によっては毛様体筋が固まりきっていないこともあり、ある程度の視力回復も可能です。「もう成長期を過ぎてしまったから」と諦めないで下さい。
20代~40代の人でも視力回復は可能です。
いずれにせよ、仮性近視のうちに視力回復トレーニングを行えば正常視力に戻るのは早く、真性近視になると視力回復にかかる期間が長くなり、正常視力まではなかなか視力回復が望めない状態になります。また、眼科で処方される副交感神経マヒ剤(就寝前に点眼する目薬)と視力回復トレーニングによって、仮性近視が2週間で治ったというデータもあります。
視力回復も虫歯などと同様に、早期発見に努めることが大切です。

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